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末吉暁子先生

ご無沙汰しました、というレベルではなく、もう、おわっていると
思われているであろうブログです。
すみません。
仕事は、まあまあ頑張っていると思います。

悲しい話題ですが、今日は、末吉暁子先生の告別式に参列してきました。
闘病なさっていることを知らず、訃報を知った時は、本当に驚きました。

末吉先生は、私がデビューするきっかけになったMOE童話大賞の
選考委員のお一人で、また、やはり新人賞をいただいた同人誌
「鬼ヶ島通信」でも色々とお世話になりました。
私は、人見知りで、特に年長の方と接するのがあまり得意ではないのですが、
末吉先生には、いつも優しくお声をかけていただき、色々とお話しさせて
いただきました。
飾らないのに優雅で、穏やかなのに凛とした、たたずまいやお言葉が、
とても大好きでした。
いつお会いしても、おきれいだなと思うのですが、今日、最後のお顔も、
本当に美しく、まぶたに焼きついています。

赤坂の霊南坂教会での告別式でした。
この教会は、私が中学の時、学校から日曜日には教会に行きなさいと
言われて、通ったところです。
当時の家からのアクセスは覚えていますが、同じ場所とは思えないくらい、
周囲が変わっていて、教会も記憶とは違っていました。
祭壇のお花が白だけでなく、赤や桃色で明るく飾られていました。
別れではありますが、永遠の別れではなく、ただ、悲しみだけではないという
キリスト教の告別式が、とても自然なものとして心にしみました。

讃美歌は全部覚えていたので、音痴で高音も出ないのですが、
小さな声で歌わせていただきました。
405番 かみともにいまして ゆく道をまもり あめの御糧もて 
力をあたえませ また会う日まで また会う日まで
かみのまもり 汝が身を離れざれ
中学高校の頃から、とても好きだった讃美歌です。
昔は先生方の転任、退任の時に歌いましたが、
今日は「また会う日まで」という言葉が、重く深く心に残りました。

末吉先生は、青学の先輩でもあります。
私が大学児童文学サークルの活動をしていた時に、
末吉先生の「星に帰った少女」が読書会の課題の本となり、
読んで、とても感動しました。
学生だった時に感動した本の作者に、投稿作を選んでいただき、
その後もずっと大先輩として見守っていただいたのです。
幸せなことです。
教会に、末吉先生の著作やお写真がたくさん飾られていて、
「星に帰った少女」で新人賞を受賞された時のお写真も
ありました。明るい笑顔の素敵なお写真です。
この時、自分は大学生で、あこがれていたのだったなと思いました。
「がんこちゃん」のシリーズをはじめ、幼い人たちを本当に幸せに
する楽しい作品の数々、豊かな世界観のファンタジー、
偉大なお仕事がたくさんたくさんありますが、まだまだお書きに
なりたかったのではと思うと、時間の有限さがつらくなります。

お悔やみの言葉を言ってはいけないのかもしれませんが、
ご家族の方、どうか、お身体を労わってくださいませと、こんな文章で
申し訳ありませんが、書かせてください。


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